全国、海外から125点の応募があった「第20回手づくり紙芝居コンクール」のジュニアの部で、姉妹で観客を驚かせた渡邊柚美(ゆうみ)さん(西浜小5年)が準大賞、八木澤蓮君(香川小2年)が優秀賞を獲得した。
紙芝居文化推進協議会が主催するコンクールは、事前選考を経て、12月1日に神奈川県立青少年センター(横浜市)で実演による最終審査が行われた。
渡邊さんは、妹の紗花(さあや)さん(西浜小2年)が花粉症の時期に鼻が膨らんでしまうことを紙芝居の題材にした。『さあちゃんのはな』と題した作品は、紗花さんがくしゃみをする度に鼻の丸いブタや、鼻の長いゾウに変身していくストーリー。最後はカッパになって薬を飲むと、元気に元通りの姿になった紗花さん本人が紙芝居の中から顔を出す仕掛けを加えた。
準大賞にあたる「横浜市長賞」を受賞した姉・柚美さんは「選ばれてびっくり。うれしい」と喜び、協力した妹・紗花さんも「自分もうれしい」と笑顔を見せた。さらに、姉妹による仕掛けが会場に詰め掛けた観客から支持を集め、「観客賞」も獲得した。
大好きな駒回しを題材にした八木澤君は、8作品に贈られる「優秀賞」に。「絵を描くのがおもしろい」と紙芝居の魅力を語り、駒回しの技術向上にも意欲を見せた。
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