公益社団法人茅ヶ崎青年会議所(JC)2020年度理事長に就任した 小林 拓也さん 元町在住 39歳
目配り、気配り、心配りで
○…「共存共栄〜地域と共に新たな価値を創造、誰もが輝ける茅ヶ崎を目指して」をスローガン、基本理念に掲げた。「茅ヶ崎JCが頑張るだけではまちは発展しない。いろんな団体を巻き込み、切磋琢磨しながらより良い茅ヶ崎に」との想いを込めた。卒業となる今年度、自ら大役に手を挙げた。
○…入会は2014年。茅ヶ崎商工会議所のハワイ州との経済交流委員会で現地視察に同行したことがきっかけ。「それまでJCって知らなかったんですよね」。会のメンバーには歴代JC理事長が顔をそろえ、地域に対し「何とかしていかなくては」との強い意志、周囲への「目配り、気配り、心配り」を目の当たりにし、多大な刺激を受けた。帰国後、JCの例会に参加し、入会を決意。その後、さまざまな活動を通してJCの魅力に取りつかれていった。創立50周年の18年には専務理事を務め、通常の事業と並行しつつ、メンバーをサポート、記念事業成功に貢献した。
○…生まれも育ちも茅ヶ崎市で今宿小、萩園中出身。高校時代にはオーストラリアに留学、そのまま現地の高校に編入し、卒業まで過ごした。ホームステイ先は厳しく、「門限は6時、水不足のためシャワーは5分以内。すぐにホームシックになったけど、精神的に鍛えられた」。現在も当時の友人との親交は続く。帰国後は父親の経営する(株)長生運送に勤務。多忙な日々を過ごすも、息抜きはドラマの一気見やバラエティ番組を見ること。「ドラマは感動ストーリーが多いかな」とにっこり。
○…自身の役割は「JCの魅力を入会の浅いメンバーにしっかり伝えること、多様な人々が受容され、誰もが活躍できるような多彩な事業の展開」と力強く語った。
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