「市立病院はどうなるの?」 市民自治の会 杉本 けいこ
ここ10年間で市の財政状況は激しく変化しています。令和元年は「茅ヶ崎市の財政はきびしい」年でした。茅ヶ崎市立病院は3年連続で10億円の赤字決算となり、手元資金も底をつきそうな、民間でいえば”破産寸前”です。
本来注力すべきは
なかなか病院収益の改善が見込めないなかで、新しい診療科の設置、病院設備の拡大、給与費の増加など、支出が収入を上まわる状態が続いています。市はさらに税金から6億円を上乗せして18億円を一般会計から負担し、災害時のための積立金も投入して病院を建て直そうとしている訳です。
市立病院はがん治療をメインとする方向に向かっているようですが、本来、力を注ぐべき救急、小児科、産婦人科の患者数は減少しています。この先、市立病院は一体どうなっていくのでしょうか。
ともに考える1年に
市民生活に密接な小児、周産期医療は、たとえ不採算部門であっても「続けていくことが自治体病院の重要な役割、使命である」と市長は回答しています。 市民にとってどういった市立病院であってほしいのか、今年は皆さんと一緒に考えていく1年です。
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