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茅ヶ崎版 公開:2020年2月7日 エリアトップへ

松田さん、野中さんが県表彰 優良衛生技能者として

社会

公開:2020年2月7日

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松田さん(上)と野中さん(左)
松田さん(上)と野中さん(左)

 「神奈川県優良衛生技能者・優良従業員表彰」の表彰式が2月4日、ワークピア横浜で行われ、市内から協栄クリーニング(鶴が台)の松田敏彦さん(67)と和菓子処・野中屋(美住町)の野中政彦さん(53)の2人が受賞した。

 同表彰は、理容師や美容師、生活衛生関係営業や薬業などの従業員として、公衆衛生の向上に尽力した人を称えるもの。今年度は県内から優良衛生技能者表彰に53人、優良従業員表彰に27人の合計80人が表彰を受けた。

地道に誠実に

 鶴が台団地の造成当初から、50年以上店を構える協栄クリーニング。2代目の松田さんが父から受け継ぎ、現在は妻と娘の3人で切り盛りする。松田さんの手仕上げのワイシャツは、「袖を通した時のパリッとした感覚がたまらない」と市外からも常連客がやってくるほどの評判だ。

 地域のために何かできないかと、25年前から地区の青少年指導員などを務め、子どもたちを見守る。商売柄、腰痛になりやすいと言われるが、こちらも25年続ける社交ダンスではねのけてきた。

 松田さんは「地道に誠実に、コツコツやってきたことが評価されたのだと思う。これからも信頼を大切にしていきたい」と話した。

子どもに胸張りたい

 学園通り沿いにある和菓子処・野中屋は創業60年以上の老舗。「小さい頃から仕事場が遊び場だった」と話す野中さんも、祖母と父の味を受け継ぎ、この道に35年打ち込む職人だ。

 何よりこだわるのは素材選び。水と砂糖と葛だけで作った人気商品「葛桜」は、シンプルなだけにごまかしが利かない。なるべく天然の素材を使用するのも「自分の子どもにも胸張って食べさせられる安心なものを作りたいから」。

 昨年5月、趣味のサーフィンで左腕の腱を痛めてしまったが、それでも調理場に立ち続ける。野中さんは「仕事は100%、責任を負う覚悟で打ち込んでいきたい」と意気込んだ。

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