詩人・作詞家・歌人のエリさん(東海岸北在住)が、『媚薬』以来22年ぶりとなる歌集『スタンダード』(六花書林)を2月14日(金)に刊行した。
『スタンダード』には恋の歌が数多く盛り込まれ、バレンタインデーに合わせた発売となった。前作から1000首以上も歌い、246首を厳選し、数年かけて加筆や編集を行った。タイトルについてエリさんは「ジャズのスタンダードナンバーが好きなので、『自分の中の大切な定番』との意味を込め、恋愛、季節感、生き方を語ることができると思い名付けた」と語った。
エリさんは生後7カ月で視神経腫瘍を患い視力を失ったが、目の前で動くもの、光や色は感じられるという。学生時代の国語の授業をきっかけに短歌、エッセー、詩などの創作を行ってきた。
「素敵なものやきれいなものに、一つでも多く出会いたいという気持ちで手に取ってもらえたらうれしい」とエリさん。
四六判168ページで2000円(税別)。イラストは永倉万里江さんが担当。長谷川書店ネスパ茅ヶ崎店、南口駅前店などで販売中。
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