西浜小学校の4年生児童約120人が2月18日、神奈川県産の木材を使ったコースターづくりに挑戦した。
神奈川県森林組合連合会とかながわ森林インストラクターの会のメンバーが講師となり、森林が担う役割の大切さを学んでもらう「木育」を目的に企画された。児童らは森林が二酸化炭素の吸収に不可欠であることについて学んだのち、県産木材の端材で作られた「木育キット」で格子状にデザインされたコースターを組み立てた。講師のアドバイスのもと、真剣な表情で取り組む様子が見られた=写真。
学習机の寄贈も
木育キットは農林中央金庫と神奈川県森林連合会が茅ヶ崎市に対して寄贈したもの。また県産木材で製作された児童用学習机40台も贈られ、西浜小学校で活用される。机は主に丹沢や箱根で切り出されたスギの木によって作られている。
2月14日には茅ヶ崎市役所で寄贈式が行われた。農林中央金庫関東業務部の竹渕晶代部長は「児童に木の持つぬくもりを知ってもらい、県内の林業振興の一助になってほしい」とコメント。また佐藤光市長は「森林の大切さを児童らに伝える、良いきっかけになれば」と話した。
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