県政報告 パワーアップ神奈川! 神奈川県議会議員 永田てるじ
神奈川県議会令和2年第1回定例会が3月25日に閉会しました。今議会では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止等を図るため当面、県独自で対応する必要のある対策についての補正予算や令和2年度当初予算等83件の議案を審査し、採決の結果、可決成立しました。
■県のコロナ対策
【福祉施設への支援】
【1】マスク・消毒液の購入等に対する補助【2】介護・障がい者施設の個室化に対する補助
【医療機関への支援】
【1】感染症患者入院医療機関等設備整備費補助【2】感染症病床確保支援事業費補助【3】感染症患者移送費【4】感染症患者入院医療費【5】市町村が実施する消毒に係る経費の一部負担など感染症対策の取組み
【検査体制の強化】
【1】リアルタイムPCR装置等の整備【2】感染症検査事業費【3】最先端技術感染症対策推進事業費
【相談窓口の運営】
帰国者・接触者相談センターや専用相談ダイヤルの運営
【学校の臨時休校等に伴う支援】
【1】生活福祉資金貸付事業費補助【2】社会福祉施設等応援職員派遣支援事業費【3】放課後デイサービス支援事業費補助【4】学校給食費返還実施費
【中小企業支援の拡充】
特別融資等を受ける際の信用保証料補助
■新型コロナウイルス感染症対策本部
また、 かながわ自民新型コロナウイルス感染症対策本部の副委員長として、他委員と協力して県内市町村の国への要望を集約。本部長により、3月27日に総理官邸の菅官房長官に要望書が提出されました。
■防犯カメラ設置補助継続が確定
私が所属する「防災警察常任委員会」で以前から提言しておりましたが、昨年度打ち切り予定でありました自治会や商店会への防犯カメラ設置補助事業の継続につきまして、それを盛り込むことができた予算案成立により継続が確定いたしました。
■迷惑電話防止機能付機器補助事業
さらに、特殊詐欺被害撲滅に向けた迷惑電話防止機能付機器が高齢者を守るために効果的な対策であると提言してまいりましたが、これも予算案成立により、設置補助を行う市町村が対象ではありますが、新規事業としてスタート致します。順次、拡大を目指してまいります。
■地域包括ケアシステム推進について提言
「社会問題・安全安心推進特別委員会」におきましては、地域包括支援センターの機能強化、介護従事者の確保、質の向上、地域で支えるための人材の育成と体制づくり、認知症への理解促進と早期診断・早期対応のための体制整備など、地域包括ケアシステムの推進について、提言を交えて、質疑に臨みました。
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