新型コロナウイルスの影響により、5月6日まで休校が延長となった市内の公立小・中学校。そんな中、各校では家庭での学習を支援しようと、インターネット教材を児童・生徒に与えた。
茅ヶ崎では昨年から、不登校の子どもたちの学習支援を目的に、ラインズ(株)が提供するネット教材「eライブラリ」を試験的に導入。今回の休校対策として、市教育委員会が各校へ広めた。
多くの学校では、4月6日と7日に実施した始業式で、ネット上の教材にアクセスできるIDとパスワードを付与。登校日もなくなり、児童・生徒は自宅のパソコンなどを使って、学年ごとに分かれた問題集を解いていく。対象は国語、社会、算数(数学)、理科、英語の5科目。中学3年の女子生徒は受験への不安も吐露しつつ、「このシステムは助かる」と教材を積極的に利用している。
全国では今後、文部科学省の「GIGAスクール構想」も進み、児童・生徒にはパソコンが1人1台支給されていく。市教委は「今回のネット教材を機に環境を整えていきたい」と語った。
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