市議会報告 市民自治の会
第1回臨時会報告(5月14〜15日)
補正予算では「新型コロナウイルス」対策として総額約258億円が計上され、厳しい財政状況ながらも市単独事業として実施する感染症拡大防止協力金の上乗せや、児童扶養手当を受給するひとり親家庭への追加支援策などを評価し、全ての議案に賛成しました。
今後は、特別定額給付金を始めとする様々な給付金や補助金が予定されるなか、特に高齢者や障がい者、DVや虐待、生活困窮に直面する方々に必要な情報と支援が確実に届くよう、市に対して配慮を求めていきます。
中学校給食の実施方式再検討を
今回市は、中学校給食の実施方式として「選択制デリバリー方式」を進めていくと発表しました。これは民間業者が作る弁当か、家庭弁当の持参を選択する方法です。
しかし検討会議には市民の委員が入らず、非公開で行われるなど「市民抜きの計画づくり」になっています。またデリバリー方式に決定した過程も不明瞭です。パブリックコメントでは、「生徒・保護者へのアンケートで実施方式への質問がなかった」「デリバリー方式で本当に大丈夫なのか?」という疑問や不安の声が多くの市民から寄せられています。同時に事業費用の試算についても、調理施設の整備費用や喫食率の条件設定など、選択制デリバリー方式が将来にわたって最小コストかどうか更なる検証が必要です。
新型コロナウイルスの影響で、市の財政は未だかつてない厳しい状況になると予想されるなか、最も大切なのは子どもたちに「安全で美味しい給食」を確実に提供できること。実施方式については結論を急ぐことなく、生徒や保護者はもちろん、広く市民が参加する形で慎重な検討を行うよう市に対して要望書を提出しました。■藤本【電話】0467・54・4555
市民自治の会
TEL:0467-54-4555
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2021年1月22日号
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