JR茅ケ崎駅のホームから線路に転落した70代女性を協力して救助したとして、市内在住の吉野修司さん(70)、佐藤光亮さん(61)、小野寺穂波さん(48)の3人が5月26日、茅ヶ崎市消防本部から表彰された。
発生したのは4月24日9時45分頃。小田原行きの6番線ホームから、体がふらつき転落した女性を、線路の外側で測量の仕事をしている吉野さんが発見した。
フェンスを乗り越え、女性を抱えて線路の外側へ運ぼうとしたところ、その様子を知った佐藤さんと小野寺さんが加勢。女性を安全な場所へと移動した。ホームからは死角となっており、「吉野さんの発見がなくてはならなかった」と小野寺さんは振り返る。またこの時間帯はホームの人はまばら。佐藤さんは「電車の緊急停止ボタンを押した人や、女性に声をかけて励ます人など協力しあった」と話す。
吉野さんは「無我夢中で、力を振り絞って女性を動かした。その後無事とわかってよかった」とコメント。また茅ヶ崎消防署の小澤幸雄消防長は「ひとりの命もおろそかにしないという思いで日々活動しているなか、このような勇気のある行動に感謝をしたい」と話した。
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