茅ヶ崎版 掲載号:2020年6月26日号 エリアトップへ

「オール藤沢」で安全確保へ 海水浴場中止で独自ルール

社会

掲載号:2020年6月26日号

  • LINE
  • hatena
記者会見する鈴木市長(左から2番目)
記者会見する鈴木市長(左から2番目)

「遊泳」「マリンスポーツ」エリアで区分け

 新型コロナウイルスの影響で今夏、藤沢市内3海水浴場が開設されなくなったことを受け、市夏期海岸対策協議会(鈴木恒夫会長)は6月16日、海の安全を守るための独自ルールを発表した。飲酒制限やバーベキューの禁止など例年のルールは踏襲し、7月中旬からはライフセーバーも配置する。海に関係する様々な団体が連携し、「オール藤沢」で異例の夏に臨む。

 同協議会は市や海水浴場組合、県ライフセービング協会など35団体の代表者が構成。記者会見に先立って総会が行われ、今夏の方針が決定した。これまでの海水浴場ルールに代わり新たに作成した「市夏期海岸ルール」を運用する。

 海岸利用については海水浴客とサーフィンの接触などを防ぐため、海面をマリンスポーツの「自粛」と「可能」エリアに分ける。自粛エリアは事実上の遊泳エリアで、波打ち際から20m(辻堂は10m)、沖合に10mの緩衝エリアも設ける。

 期間は7月18日から8月31日(午前10時〜午後3時)。エリアの横幅には旗を設置し、県ライフセービング協会が派遣するライフセーバーが海の状況で範囲を決める。

 また、海水浴場組合については海の安全管理やルール順守に関する「総合コーディネーター」と位置づける。区域内で禁止される営利活動や不法占有に対し注意するほか、ライフセーバーに安全対策指導を行うなど、これまでの開設者としてのノウハウを生かしてもらう。

 海水浴場の開設を巡っては、県内25海水浴場で中止が決定。県は10日、遊泳自粛の看板を設置することや警備員らによる海岸パトロールを強化すると発表した。

 一方、市には昨年150万人を超える海水浴客が訪れており、無秩序化や安全確保が課題だった。市はライフセーバーの委託や詰所の整備など関連費用として約3千万円を拠出する方針。鈴木市長は「今年は海の様相も一変する。事件事故が起きないよう、皆さんと力を合わせて安心安全を守っていく」と述べた。

ライフセーバー確保課題

 今夏の安全確保に向けては課題も残る。海水浴場には例年県ライフセービング協会から派遣されたライフセーバーが毎日40人程度、海の監視や救助活動を行っている。

 だが例年は大学生も多く、今年はコロナ禍で十分な人手が見通せない。さらにいざ水難事故があれば要救助者との接触は避けられず、感染リスクの懸念も付きまとう。確保には活動に専念できる環境が不可欠だ。

 同協議会はライフセーバー確保のため、宿泊場所を提供することも発表。県ライフセービング協会の土志田仁理事長は「今後作成するマニュアルは、ライフセーバーの身の安全、遊泳客の安全を担保する形を取っていきたい」と述べた。

茅ヶ崎版のローカルニュース最新6

フラ通し地域貢献

ホノルルウィーク

フラ通し地域貢献 文化

明治安田生命で教室

10月23日号

海と人想うマーケット

畑一面、ピンク色に

畑一面、ピンク色に 社会

藍の花が見ごろ

10月23日号

1万のろうそく夜彩る

湘南Candle

1万のろうそく夜彩る 社会

11月8日まで

10月23日号

市内から仏像3点

市内から仏像3点 文化

県立博物館で展示

10月23日号

若年世代からのお金の運用学ぶ

オンライン講座

若年世代からのお金の運用学ぶ 社会

10月23日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月7日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 8月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年10月23日号

お問い合わせ

外部リンク