長谷川楽器店(幸町)が6月17日から、動画サイトのユーチューブ上で、管楽器の消毒方法を発信している。新型コロナウイルスの感染リスクを抑え、楽器演奏を楽しんでもらうことが狙い。
動画は「金管のマウスピース」「フルート頭部管」「クラリネット・サックスのマウスピース」の3パターン。それぞれ2分から3分程度で、水洗いの方法やアルコールの使用方法などが丁寧に紹介されている。
楽器楽しむサポートを
新型コロナウイルスによって休止が続いていた部活動を再開するにあたり、市内中高の吹奏楽部の顧問らから相談を受けたことがきっかけだ。
学校ごとに購入された楽器は生徒間で共有される可能性もあるが、管楽器を演奏する際に口をつける「マウスピース」と呼ばれるパーツをしっかりと消毒することで、感染リスクを抑えられる。今回の動画では、適切な消毒方法をプロの目線で提案した形だ。
楽器のメンテナンスや修理のため各校へ訪問し、今回動画制作をした渡邉光さん(24)は「子どもたちにわかりやすく伝わるよう、学校の先生方からのご意見もいただき、工夫を凝らしました」と話す。
先生・生徒に動画のアドレスを伝えたほか、同社ホームページ(【URL】http://music-hasegawa.com/)にもリンクを設置し、誰でも閲覧できるようにした。
長谷川徹社長(52)は「吹奏楽はいわゆる3密が心配される分野だが、少しずつ課題を解決することが大切。地元で楽器を楽しむ人のサポートができれば」と話した。
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