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「駒寄川散策」が完成 観察団体、活動30年記念に

社会

掲載号:2020年10月16日号

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リーフレットを紹介するメンバー
リーフレットを紹介するメンバー

 市内みずきなどを流れる駒寄川(こまよせがわ)の観察会などを開き、活動30年目を迎えた「駒寄川水と緑と風の会」がリーフレット「駒寄川散策」を完成させた。10月から茅ヶ崎市役所や公民館など公共施設に配架。同会は「ぜひ手にとって駒寄川流域を歩いて」と呼びかける。

 駒寄川は清水谷を主な水源とし、東から西へ約4Km伸びて小出川に合流する。周囲には樹林や湿地、草地といった多様な自然環境があるほか、寺社をはじめ、堤貝塚や国指定の下寺尾官衙遺跡群、旧和田家・旧三橋家住宅など歴史的なスポットも見られる。

 横60cm、縦21cmのリーフレットには地図が描かれ、各スポットの立地が紹介されている。また周辺で見られる植物をはじめ、ドジョウやアユといった川の生き物、シジュウカラやカワセミなどの野鳥、さらに流域で発掘された土器が、写真で掲載されている。

 「最初に話が出たのは2017年頃。皆で意見を出し合って作った」と話すのは編集者代表の土田厚子さん(71)。パソコン操作が得意な山本日出子さん(78)が中心となり、デザインや内容を作り上げていった。土田さんは「今年に入ってからは新型コロナの影響で集まるのも難しかったが、形になり、とても達成感がある」と話す。

観察・調査を継続

 活動のスタートは1991年。香川公民館で開催された、自然に関する講座の参加者によって結成された。現在20人程度のメンバーがおり、月に1回のペースで生き物観察をするほか、水質などの調査も実施している。

 嶌田靖忠さん(77)は、結成当初から野鳥観察を継続してきたメンバーだ。「個体数も種類も減っている。渡り鳥の減少を見ると、世界規模の環境変化を実感する」と話す。

多世代交流の場

 流域は2000年代以降に宅地開発され、かつての香川と下寺尾の一部がみずき地区として整備された。同会では開発にあたり、駒寄川が住民に近い存在として整備されるよう、市への働きかけも実施してきた。

 現在は駒寄川に隣接する形でみずきに「せせらぎ親水公園」が整備され、川沿いで遊ぶ子どもの様子が見られる。同会は中学生への講座も実施しており、駒寄川は多世代交流の場としても欠かせなくなっている。会長の池田尚子さん(64)は「若い世代の仲間も募集しています」と話した。

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