茅ヶ崎市は11月16日(月)から、包括連携協定を結ぶあいおいニッセイ同和損害保険(株)とともに、市内経営者や労務管理者を対象とした無料のウェブ動画セミナーを開催する。新型コロナの影響でリモートワークが進み、働き方改革が促される一方、新たなトラブルも発生。セミナーではリスクに備える知識や、デジタル時代の業績アップの方法を学べる。
セミナーは11月16日から12月11日までの期間、ウェブサイト上で閲覧することができる。
新型コロナの影響で労務環境が大きく変化するなか、対応策を提供するため企画された。事前申し込み制。詳細は市ホームページ(【URL】https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/sangyo/koyo/1040970.html)から確認を。
リスクに備える
新型コロナの影響による最も大きな変化は、急激なテレワークの進展だ。日本労働組合総連合会の調査によると、テレワークにより「勤務時間とそれ以外の時間の区別がつけづらい」(44・9%)などのデメリットが発生。あいおいニッセイ同和損保では、パソコンの使用時間の記録化や、始業・終業時などのメール報告のルール化といった方法があると紹介している。
また社内コミュニケーションの不足を要因とする細かな指示や、厳密な時間管理に戸惑う従業員の声も上がる。同社では、管理方法の変化は「仕方がない」としつつ、業務とは関係なく画面をのぞいたり、部下に顔をアップに映させるなどの行為は、新たなハラスメントに該当する可能性があると指摘する。
売上増の事例紹介も
他方で、新型コロナの影響下でもインターネットなどの手段を駆使し、売り上げを伸ばし続ける業界があることを紹介。セミナーではその事例や戦略について説明する。
そのほか、従業員がコロナに感染した場合の対応や、テレワーク導入時のセキュリティ対策、各種補助金・助成金についても学べる。同社担当者は「さまざまな労務リスクが新たに出現している。予防策と対応策、管理方法の目安なども含めて、総合的に情報を提供できれば」と話す。
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