茅ケ崎北陵高校で11月9日、2年生の275人を対象とした「税と選挙の出前授業」が開催された。
茅ヶ崎市選挙管理委員会は、2016年に選挙権年齢が18歳に引き下げられたことから、中学・高校生向けの啓発授業を実施してきた。今回は「税の集め方や使い道を決めるのは、選挙で選んだ代表」ということを学んでもらおうと、藤沢税務署と共催。税務署との共同実施は県内で初めての取り組み。
授業の前半では藤沢税務署の担当者が登壇。「小学校から高校卒業までに1人に使われる税金は1000万円以上」など身近な税の使われ方を伝えたほか、少子高齢化により所得税の税収が減り、社会保障費が増大している現状を伝えた。
後半は選管の担当者が、選挙の概要を説明。選挙活動や候補者の選び方として、SNSやインターネットが活用できる点などを紹介した。
その後、模擬市長選挙を実施。生徒らは立候補者役の演説を聞いた上で、実際の選挙で使用される投票箱や記載台を使い、模擬投票をした。
参加した三吉乃愛さん(16)は「どのように税が使われるのか勉強になった。投票の様子もわかって良かった」とコメント。小川慈月さん(17)は「投票する立場になった時のため、日頃から政治に興味を持つようにしたい」と話した。
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