発車ベル変更を求める署名用紙
ＪＲ相模線・茅ケ崎駅の発車ベルを、加山雄三さん（83）の名曲『海 その愛』にしてもらおうと、11月11日から地元で署名活動が始まった。茅ヶ崎商工会議所青年部を中心に、２０２１年に開業１００周年を迎える相模線と、今年で芸能活動60周年の加山さんの節目として、市民へ協力を呼びかけていく。
茅ケ崎駅南口から海へつながる「雄三通り」、駅北口ペデストリアンデッキに設置された手形モニュメント、そして市民栄誉賞受賞。茅ヶ崎出身で、数々の功績を残してきた加山さんと、地元市民の交通を長年支えてきた相模線の節目を記念する事業は、若手経営者などで構成する商工会議所青年部が今春から企画してきた。
署名受付は、新型コロナの感染拡大防止のためにＷＥＢを中心に11月11日からスタート。署名は専用サイト＝下記＝のフォームから行うことができ、茅ヶ崎市民だけでなく市外在住者でも可能。家族ら複数人の場合も、同時に記入できる。
また、街頭でも署名活動をＰＲ。11月16日（月）午後６時から８時を皮切りに、商議所青年部のメンバーが茅ケ崎駅北口・ペデストリアンデッキで協力を呼びかける。青年部の永田直敏会長（49）は、「街の活性化につながることを何かできないかと考えてきた。この署名を通じて、相模線、加山さんを応援する気持ちを伝えていきたい」と意気込みを語った。
６年前の署名で｢サザン｣へ変更
現在、ＪＲ東海道線のホームで流れるサザンオールスターズの『希望の轍』も、実現に向けて商議所青年部が中心となって署名活動を展開。２０１４年６月に活動を開始し、約１万２０００人分の署名を集め、同年10月１日から発着音が変更された。
今回は、来年１月末までを目途に１万人の署名を目指す。集まった署名は、相模線を管轄する東日本旅客鉄道株式会社・横浜支社へ提出される。
ＷＥＢからではなく、街頭などで配られる署名用紙に記入して協力する場合は、茅ヶ崎商工会議所【FAX】０４６７・８６・６６０１または写真画像として添付し【メール】info@chigasaki.yeg.jpへ。
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