小学2年生の時に視覚障害を発症し、視力を失うも、目に見えないものへの優れた感覚を生かし、「ナチュラル・クリエーター」や、鍼灸あんまマッサージ指圧師として活動する鈴木友紀子さん(市内在住)による初めてのトークライブが12月24日、市民文化会館で開催された。ゲストに茅ヶ崎を拠点に活動する編集者・作家の鈴木七沖さんを迎え、ざっくばらんに語り合った。
「社会に開かれたスピリチュアル」をテーマに、すべての人に共通する宇宙の真理や精神世界の話を身近に感じてもらおうと企画された同イベント。「おーちゃん」の愛称で親しまれる友紀子さんは、これまでの人生を振り返りつつ、「世界は必ずしも、人間中心ではない。自然や大地、空間、地球などのハーモニーに人間も交ぜてもらい、波長を調和させて自然とともに生きることが大切。そんな本来の自然の循環や愛の循環をつくることで、どんな人でも命を輝かせられる」とメッセージを贈った。
次いで七沖さんは、11月に出版した初の著書『情報断食』の内容に触れながら、「これまで私たちは国や宗教、常識などの枠組みの中で生きていて、外側の世界へと意識が向いていた。しかし、ここ数年インターネットなどの影響で枠組みが外れ、自分の内なる声に耳を傾けて自分を深めていく時代になった」と講話。参加者は2人の話に耳を傾け、「今後の生き方のヒントになった」「心が安らぎ、希望を感じた」と話した。
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