第99回全国高校サッカー選手権大会3位の栃木の強豪・矢板中央高校に通う、赤羽根中出身の新倉礼偉(れい)さん(3年・副キャプテン)が攻守に渡る活躍を見せ、今大会の優秀選手の1人に選ばれた。新倉さんは、日本高校サッカー選抜の一員として、2月20日に埼玉スタジアムで開催する「FUJI XEROX SUPER CUP 2021」の親善試合に向けて準備を進めている。
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「まず、このようなコロナ禍で大会が開催されたことに感謝します」と穏やかに語り出す。3年の前半は怪我に悩まされ思うような練習ができなかったが、復帰後は、187cm・80kgという恵まれた体格を生かし、ディフェンダーとして幾度となくチームの危機を跳ね返してきた。「支えられた」という家族やサポーターに「日本一という形で恩返ししたかった」と悔しさを滲ませるが、「必ずプロになって戻ってきます」と熱い気持ちを言葉にした。
3歳からサッカーを始め、茅ヶ崎小和田FCからシュートJrユースFC、そして「堅守速攻」を掲げる矢板中央のサッカーを志向して入学。空き時間もオフ日も自主練に励み、技術を磨いた。
「とにかく仲が良く、絆の強い年代」と誇らしげ。180人の部員の気持ちを背負いピッチに立ち、「プレーできるのは仲間のおかげ」と感謝も忘れない。
卒業後は、「プロを目指し」鹿屋体育大学でサッカーを続ける。「夢を掴むためには努力が必要。サッカー少年たちにも贈りたい言葉です」
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