新型コロナウイルスワクチンの接種開始に向けて、茅ヶ崎市も体制整備を進めている。 保健所健康増進課に新たに専従職員3人を配置したほか、整備費用として補正予算2億6194万6千円を計上。さらに、接種に関わる費用についても補正予算を組む方針だ。
今回、コロナワクチン接種の担当部署となったのは、これまで乳幼児の予防接種や高齢者における肺炎球菌ワクチンなどを担当していた健康増進課のこども健康・予防接種担当。新たに専従職員3人と兼務職員3人を増員し、合わせて10人体制でワクチン接種に臨む。
同部署では現在、ワクチンを接種した市民のデータを管理保存するためのシステム改修を進めているほか、先行して接種を行う65歳以上の高齢者に向けて、接種券など個別の通知書の発送準備を行っている。また、パソコンやスマートフォンでも接種予約ができるシステムの構築に加えて、電話による予約受付等の窓口となるコールセンターの設置に向けて調整を行っている。
接種券の発送は3月中旬以降
接種券については国のワクチン供給スケジュールに合わせて、65歳以上には3月中〜下旬ごろ、一般市民には4月以降に順次発送予定。国の指示により、年齢を区切って発送する可能性もある。また、接種の優先順位は、医療従事者の後は65歳以上の高齢者、次いで64歳以下の基礎疾患を有する人となる予定。接種方法については公共施設等での「集団接種」と、指定の医療機関での「個別接種」を選択できるよう調整中だという。
同部署は1月28日、医師会をはじめとした三師会や消防、警察、寒川町、地域の病院(市立病院、湘南東部総合病院ほか)と地域医療体制対策会議を開催。連携を強化した。最新情報は市ホームページ等で発信する。
(問)同担当【電話】0467・55・5368
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