ちがさき自民クラブ 市民の安心安全に重点を 令和3年第1回定例会 予算委員会報告
令和3年度の予算規模は、一般会計予算で729億9000万円(前年度比約1・3%減)。歳入の根幹をなす市税は約22億円弱の減、市債は前年度より14億円強増え約57億円を計上しました。
歳出は、茅ヶ崎市財政健全化緊急対策を推進しつつも、新型コロナウイルスの動向や社会情勢が不透明である状況を鑑み、「ウィズ・コロナ関連事業」と「市民の安全・安心の確保に関する事業」「地域経済循環の促進に関する事業」「市民のセーフティネットに関する事業」その他政策的な判断を要する事業を優先的かつ重点的に取り組む予算となりました。
■マイナンバーカード
マイナポイント等の特典の影響もあり申請者は増加傾向です。令和3年1月現在、申請者が8万4777人で、交付数は6万6268枚。人口あたりの交付率は27・2%で、令和2年度内には30%以上、3年度内には40〜45%を目指します。
■産後ケア事業
産前産後は身体的・精神的にも不安定な時期です。新型コロナの影響で里帰りが出来ない等、サポートが受けられない方のために、通所(デイサービス)型か居宅訪問(アウトリーチ)型で、母親の身体的ケア、保健指導、栄養指導をはじめ、心理的ケア等を行うサービスが始まります。
■小児医療助成事業
コロナ禍により子育て世帯は経済的、精神的な影響を受けています。子どもたちの健康を守る観点から、子どもの医療費の所得制限や一部負担金に対する助成を4月1日分より開始します。
■学童クラブの管理者変更
4月1日は半数以上の学童クラブで、指定管理者の変更があります。子どもたちも保護者も不安になる事がない体制づくりを要望しました。
■市内経済の活性化
ロコチケットや飲食店対策費に傾斜するのは理解するものの、商店街のその他事業者への支援策検討もお願いしました。
■介護保険事業
令和3年度以降の保険料は値上がりしますが、介護保険運営基金を取り崩すことで、神奈川県下19市で一番安くなります。一方で将来に備え、介護予防事業もしっかりと行う必要があります。3年度は感染予防を施しつつ、より多くの高齢者の日常生活動作(ADL)機能の維持に努めるようお願いしました。
また、3年度からの介護報酬改定に対応しつつ、利用者に不利益になることがない条例策定を要望しました。
■茅ヶ崎市立病院
この1年、市民の安全・安心のため努力いただいたことについて、市民とともに感謝します。事業費については、国の補助金で赤字幅が小さくなったものの、茅ヶ崎市立病院在り方検討委員会の方向性を加味しつつ、より具体的な黒字対策をお願いしました。
■ごみの有料化等
ごみの有料化等については、条例が施行されるまでの1年間で、有料化に至った経緯と減量化の目指す方向性(生ごみの水切りやコンポストの利用等)をわかりやすく市民に説明して頂くことをお願いしました。
■教育環境
GIGAスクール構想の導入が始まります。子どもたちへのケアはもちろん、各教員のバックアップもお願いしました。また校舎の建替え計画もしっかり見据えた、校舎のメンテナンスの検討をお願いしました。
(問)代表・小島【携帯電話】090・2424・9895
ちがさき自民クラブ
茅ヶ崎市茅ヶ崎1-1-1茅ヶ崎市役所議会事務局内
TEL:0467-82-1111
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