茅ヶ崎市は5月12日、4月1日時点での保育園待機児童数が1人、保留児童数が152人と発表した。
市では2016年に策定した「新たな待機児童解消対策」に基づき、早期の待機児解消に向けて施設整備や保育士確保などに取り組み、17年には18人、18年は13人、19年は5人となり、昨年同時期には待機児ゼロを達成した。一方で入所申請者数は年々増加しているが、希望の園などに入れなかった保留児童数は前年の175人から23人減の152人となった。
市では今年度の現状を踏まえ、「保育の質を確保しながら必要な保育を提供できるよう、保育士確保や入園支援などの取り組みを進めていく」としている。
保育士確保に関しては、保育士と市内保育所などのマッチングを図る「ちがさき保育士就職相談会」を8月頃に予定。また、保育士が市内保育所などに就労した場合、2年間で最大20万円の茅ヶ崎市保育士就労奨励金なども支給する。
入園支援については、保護者のニーズに合わせた入園相談や情報提供を行う保育コンシェルジュによる個別相談を実施する。
保育の質の確保に関しては、保育士の自己研鑽を支援し、提供する保育の質の維持・向上を図る研修、適切な施設運営と給付の適正性・公平性の確保を図る指導監査を行っていく。
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