今年2月18日付けで茅ヶ崎市指定重要文化財に指定された、市内萩園の三島大神社殿内に奉納されている絵馬「東川斎 桂山筆 源為朝図(とうせんさい けいざんひつ みなもとのためともず)」が5月2日に特別に御開帳された。社殿には近隣住民などが訪れ、氏子や関係者の解説のもと、貴重な絵馬を鑑賞した。
絵馬の御開帳は、例年正月元旦および2日と、例祭(浜降祭)の2回のみ。今回は重要文化財指定を記念し、多くの人に鑑賞してもらおうと特別に公開された。
図柄は、源為朝が鬼島に渡り大暴れしたという『保元物語』にあるエピソードをもとに描かれた。海辺で弓の名手と知られた源為朝の弓を鬼が弾こうと奮闘している姿が盛り込まれている。奉納年は1836年で、江戸時代末期の茅ヶ崎における庶民の生活文化と、東川斎桂山の活動を知る上で重要な資料となる。
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