全国常連だったアレセイア湘南高バスケ部が、男女ともに復調しつつある。5月4日まで開催された関東大会神奈川県予選で女子が2位、男子は3位に入り6月の関東大会へ揃って駒を進めた。
女子は2019年まで、県を11大会連続で制覇。しかし、20年の新人大会決勝で連勝が止まり2位、冬のウインターカップ予選は準決勝で敗れて全国行きを逃した。
今回の関東大会県予選では、白鵬女子高との準決勝を84-63で勝利。栁沼とわ主将(3年)は、「白鵬にはこの前のウインターカップ予選で敗れていたので、リベンジできてよかった」と笑顔を見せた。決勝は鵠沼高に78-54と敗れ、女王返り咲きとはいかなかった。
ただ、チームは上向き。「力のある選手が揃っているので、その力を引き出すのが私の役目」とガードの栁沼主将。守備力、その力を伸ばすために必要な体力アップに励み、『挑戦者』として関東へ臨む。
一方の男子も、かつては県のトップに君臨していた。しかし、神奈川から5校が進む関東大会の切符を手にしたのは、今回が3年ぶりとなる。
勝負の年に
県予選の準々決勝では、前評判の高かった東海大相模高と大熱戦を演じた。高さのある相手に走って対抗し、延長戦で88-86と振り切った。続く準決勝の王者・桐光学園には64-90と敗れたものの、手応えは掴んだ。更科陽主将(3年)は、「試合の入りが悪かったが、後半は互角に戦えた。勝てる可能性はある」。今後は守備とともに3ポイントなどの得点力アップを目指す。
中学で県選抜の更科主将、三橋颯さん、飯田大翔さんが最終学年を迎え復活の狼煙を上げる。
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