鶴嶺高校女子バレー部(金子隆監督・部員20人)が、2年ぶり12回目の関東出場を手にした。
同部はまず、湘南地区予選を全勝で通過。続く県予選は、各地区予選を勝ち上がった60校が出場し、5月8日、9日に鶴嶺高校他を会場に、熱き戦いが繰り広げられた。
県予選会では、初戦の舞岡、2回戦の麻生をストレートで撃破。関東出場をかけた3回戦、鶴嶺の前に立ち塞がったのが、県内屈指の強豪である東海大相模だった。
19対25で第1セットを奪われる苦しい始まり。しかしここから、180cmを超える長身・石塚茉莉花さん(3年)と高橋莉玖さん(3年)両エースを軸にした、高さのある攻撃が相手コートに突き刺さる。第2セットを25対18、第3セットを25対20で制し、この時点でベスト8が確定し、関東出場権を掴んだ。
「先輩の分まで戦い抜きたい」
昨年度の3年生は、1年間公式試合ゼロで卒業していった。
キャプテンの丸山汐梨さん(3年)は、「わたしたちの目標はインターハイ出場。部員全員で切磋琢磨し、関東では強みである高さを生かし、勝利を目指したい。そして、先輩方の分まで戦い抜きたい」と力を込めた。金子監督は、「自粛期間も個々で体力向上に努めてきた。伸びしろのあるチームなので、今後も楽しみ」と話した。
鶴嶺の関東初戦は、6月5日(土)茨城で。
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