神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2021年8月6日 エリアトップへ

"食"の大切さにフォーカス 絵本『しらすどん』 刊行

文化

公開:2021年8月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
『しらすどん』を手に持つ最勝寺さん
『しらすどん』を手に持つ最勝寺さん

 茅ヶ崎の特産「しらす」。このしらすを題材にした絵本『しらすどん』が、7月に刊行した(作・絵=最勝寺朋子/岩崎書店/税込1540円)。

 同作は、しらす一匹一匹に命があり、人間は食事としてその命をいただいているという事にあらためて気づいた最勝寺さんが、主人公の男の子を通じて食べ物の大切さにフォーカスした作品。

 最勝寺さんは、「馴染みのあるしらすが、どんな風に海で暮らしていたのか、食べ残されたらどうなるのか…そういうことを想像しながら、おいしく食べて頂けるようなきっかけになればと思って作りました」と話す。

しらす漁に同行も

 実は、最勝寺さんは元タウンニュースの記者。担当する秦野エリアで取材中に、後の師匠となる生物画家・舘野鴻さんに出会い、退職後の2年前から本格的に創作を開始。「子どもたちに間違った情報だけは与えてはいけない」と、しらす漁に同行したり、漁師や博物館、水族館など元記者らしい視点で各方面へ入念な取材を重ねた。

 また、しらすや海中の絵をより自然な描写に近付けようと、スキューバダイビングのライセンスも取得して実際に海に潜ったという。

 最勝寺さんは「しらすは茅ヶ崎の皆さんにとって身近な食べ物だと思います。絵本を楽しんで頂き、海の恵みを感じたり、地元のしらすのおいしさを味わってください」と話した。

 都内神保町のブックハウスカフェ ガリバーで8月10日(火)まで原画展を開催中。8日(日)にはオンラインでの参加も可能なトークショーを予定。詳細は岩崎書店のHPへ。
 

物語冒頭、少年がシラスを残すシーン
物語冒頭、少年がシラスを残すシーン

茅ヶ崎版のローカルニュース最新6

子ども250人を無料招待

劇団かかし座

子ども250人を無料招待

『長靴をはいたねこ』

4月19日

健康を自覚すれば健康に?

健康を自覚すれば健康に?

そよらで講話と測定会

4月19日

「音楽やりたい」をサポート

「音楽やりたい」をサポート

有限会社長谷川楽器店長谷川徹さん(56)

4月19日

「本当の価値」提供したい

「本当の価値」提供したい

株式会社グローブ企画中川信義さん(54)

4月19日

春の時代絵巻 盛大に

春の時代絵巻 盛大に

奴頭は田中ことみさん

4月19日

21日午後から交通規制

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

大岡越前縁の寺で祭

【Web限定記事】

大岡越前縁の寺で祭 文化茅ヶ崎市

4月20日 「浄見寺まつり」

4月16日~4月20日

茅ヶ崎版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook