新型コロナウイルスワクチンに関して、茅ヶ崎市は「12歳以上の全ての希望者への10月末接種完了」に向けて取り組みを加速させている。
市は8月下旬、これまで段階的に引き下げていた集団接種の対象者を「12歳以上」へと一気に引き下げた。これを受け、9月7日時点で従来のファイザー社製に加えて、モデルナ社製のワクチン約3万3000回分を確保した。
受験生らに優先枠
7日からは受験を控える中学3年生と高校3年生1500人を対象に、優先枠を設置。予約状況に余裕があったことから、13日以降は対象者を「12〜18歳」に拡大した。そのほか、供給が確実になった4900人分についても、8日から予約枠を設けた。
また、6日と7日には妊婦と、同居する配偶者・パートナーを対象にファイザー社製ワクチンの優先枠を設けるなど、全世代への接種が急ピッチで進んでいる。
市は「対象年齢を引き下げた当初は集団接種の予約が取りづらい状況が続いていたが、現時点では余裕がある日も多い。今後も新たな予約枠を順次追加するので、接種を希望している人は市のホームページやSNSなどの情報をこまめに確認してほしい」と話す。
全世代5割が完了
県の資料によれば、市の65歳以上の高齢者の接種率は、9月12日時点で1回目が89・62%、2回目が87・08%。全世代の接種率は1回目が59・70%、2回目が47・95%となっている。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>