1955年に湘南高校を卒業した同窓生によって結成された「悠稀会」の展覧会が10月3日(日)まで、茅ヶ崎市民ギャラリー(ネスパ茅ヶ崎4階)で開催されている。会員の高齢化もあり、今回が最後になるという。
同会結成のきっかけは2005年。卒業から50年の節目を迎えたことを記念し、同窓生の有志約70人が参加する展覧会が、藤沢市内で開催された。期間中は1千人以上が来場するなど盛況だったことから、翌年以降も開催してほしい、という声が多く寄せられたという。そこで「悠々自適に古稀を迎えたい」という意味で悠稀会と名付け、毎年茅ヶ崎市内を会場に展覧会を開催してきた。
しかし会員の高齢化による体力的な問題もあり、今回を最後の開催と決めた。会場では20人が油彩画、水彩画、水墨画、写真、立体拓本、俳句・短歌作品などを展示している。中には全国で集めた貝殻の貴重なコレクションなども。
同会の庭屋恵一さん(85)は「茅ヶ崎の皆さんの支えで16回開催することができた。ぜひ足を運んでいただけたら」と話している。
開催時間は午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。問い合わせは同ギャラリー【電話】0467・87・8384へ。
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