衆議院議員選挙が10月19日公示、31日投開票の日程で行われる。神奈川15区(平塚市、茅ヶ崎市、中郡)では自民党の河野太郎氏(58)のほか、社民党の佐々木克己氏(66)、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反での渡辺麻里子氏(45)の新人2氏が出馬の準備を進めている。(10月12日起稿)
河野氏は、1996年の初出馬から連続8回当選。安倍政権で防衛大臣、外務大臣など主要閣僚を歴任すると、菅政権では規制改革担当大臣を務め、新型コロナワクチンの接種も進めた。9月29日に行われた自民党総裁選挙にも挑戦した。
本紙の取材に対し「ワクチン接種や規制改革の担当大臣としての働きぶりを皆様にご判断いただければと思います」とコメントしている。
社民党から出馬予定の佐々木氏は、湘南高校や茅ケ崎北陵高校、寒川高校などでも教鞭をとった元県立高校教師。立憲民主党と共産党の応援を得て選挙戦を戦う。
最重点政策として「コロナへの万全の対策」を掲げ「検査体制強化や臨時医療施設の開設など、医療体制を強化し、国産ワクチンや飲み薬等の研究について国による援助を示していくことが重要だ」と話す。
NHK党の渡辺氏は、青森県出身で現在は東京都内在住の歯科医師。「歯周病をぶっ壊す党」が推薦。
「ストップ!医療崩壊」を訴え「今後も新型コロナウイルスの感染が拡大する可能性がある。感染対策にシビアな対応を迫られる歯科医師として効果のある感染予防策、正しい検査や治療、適切で充実した医療体制を整え、市民の命や生活を守りたい」とする。
9月1日の茅ヶ崎市の有権者は20万5174人(男9万9105人、女10万6069人)。
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