茅ヶ崎市は10月21日から、市総合体育館第1体育室の利用を停止した。7日夜に発生した地震の影響で天井パネルを支える斜材にゆがみが確認されたため。31日投開票の衆院選の開票作業にも影響が及びそうだ。
茅ヶ崎市内で震度4を観測したこの地震の影響で、茅ヶ崎市総合体育館では1階の第1体育室の天井パネルが落下。また同館2階の第2体育室では落下はなかったものの、パネルのズレや浮き上がりが確認された。
そのため第1、第2体育室ともに8日から利用を中止。第1体育室は9日に復旧工事と安全確認が完了したため、10日から利用を再開したが、第2体育室は構造上、復旧工事を行うには足場を組む必要があるため、そのまま利用が停止された。
その後、18日に第1体育室の、19日に第2体育室の点検を専門業者が実施したところ、第1体育室でも天井パネルを支える斜材にゆがみが確認され、復旧工事が必要と判断されたため、21日から利用を停止した。
両体育室ともに再開時期は未定で、市スポーツ推進課では「ホームページ等で随時発信していきたい」とする。
開票に遅れも
影響は31日に投開票が行われる、衆議院議員選挙の開票作業にも及びそうだ。
市選挙管理委員会は21日、当初は総合体育館第1体育室で行う予定だった開票作業を、茅ヶ崎市体育館(十間坂3)内の競技場へと変更して実施すると発表した。
しかし市体育館は総合体育館の半分以下のスペースしかないため、機材の配置や作業の流れについて変更を余儀なくされている。
人員配置も感染症対策として通常の340人から30人少ない310人で行うはずだったが、さらに50人少ない260人しか入れないため、開票が従来より遅れることが想定されているという。
市選管では「作業に優先順位をつけることなども検討し、なるべく開票に影響が出ないようにしたい」と話している。
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