八幡陽介さん(市内堤在住、湘南工科大学附属高校1年生)が11月3日、6日に行われた神奈川県高等学校卓球新人大会男子シングルスで、準優勝を果たした。
トーナメントを勝ち抜いた上位4人によるリーグ戦で順位を決定した今大会。最大のヤマとなったのが、山本煌翔さん(三浦学苑)との一戦だ。幸先よく1ゲームを奪うものの、相手の固い守りに対して徐々にミスが増えて逆転負けとなった。八幡さんは「優勝を狙っていただけに悔しい」と振り返る。
敗戦でスタイル変更
幼稚園から卓球を始め、中学時代にも関東大会や全国大会に出場してきた八幡さん。今春、県内屈指の名門、湘南工科大学附属高校に入学し、1年生ながらエース格の活躍を見せている。
しかし新人大会の1カ月前に行われた全日本ジュニア県予選では、悔しい思いをした。「実績的には勝てると思っていた」相手に対し、消極的なプレーに終始してまさかの敗北を喫したのだ。
しかしこれを機に「より攻撃的なプレースタイルを模索するようになった」という八幡さん。特に力を入れるのがサーブ、レシーブだ。
サーブのバリエーションを増やすとともに、チキータやフリックなどレシーブで先手を取る技術を磨き、そこから攻め切るプレーへと変更中だ。
今大会でも山本さんに敗れたとは言え、狙い通りの展開に持ち込んで得点を上げることも多く「手ごたえは感じている」という。
同部監督の武田和也教諭は「とにかく練習からコツコツ頑張れるのが彼の長所。いま取り組んでいることが形になれば、全国でもランク入り(ベスト16以上)を狙えるポテンシャルはある」と期待を寄せる。
今後も東京選手権予選や関東選抜など重要な試合が控える。八幡さんは「指導してくれる武田先生や親をはじめ、応援してくれる周囲の人に結果で恩返しができる選手になりたい」と話した。
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