県政報告 パワーアップ神奈川! 神奈川県議会議員 永田てるじ
新年を迎え半月ほど経つところですが、いかがお過ごしでしょうか?新型コロナの第5波が収まり安堵していたところ、新たにオミクロン株の感染が拡大し、沖縄県、山口県、広島県で、1月9日から31日を期限としてまん延防止等重点措置が適用されました。神奈川県でも、病床利用率はまだ低いものの(1月11日時点)新規感染者数が増加傾向でここにきてオミクロン株による第6波に突入する様相を見せており、油断できない状況となってまいりました。
重症化率は低いとの情報もありますが、「手指等の消毒」「マスクの着用」「換気」を徹底し、「正しく恐れて」この第6波を乗り切っていきましょう。
県議会情報
令和4年第1回定例会が2月10日から3月25日の日程で開催されます。私は文教常任委員会、経済活性化特別委員会で質疑に臨む予定です。
その第1回定例会で審議する令和4年度予算は現在編成中ですが、その編成方針についてご紹介いたします。
1. 令和4年度当初予算案の基本的な考え方
○ 新型コロナウイルス感染症対策の継続を想定すると同時に、国の経済対策と連動した施策を展開する。
○ また、水防災戦略や新まなびや計画、生活困窮者対策、当事者目線の新しい障がい福祉に係る取組など、県民生活に直結する事業を着実に推進する。
2. 令和4年度の財政収支の状況
(1) 歳入
○ 令和4年度の税収は、企業収益の持ち直しなどから一定の増収が期待できるものの、地方交付税等は、県税等の増収に伴い、減額となる見通し。
○ 一方で、令和3年度の歳入は、地方交付税等の増額に加え、県税収入などが当初予算を上回る見込みであることから、令和4年度はこうした臨時的な財源を活用し、収支均衡を図っていく。
(2) 歳出
○ 歳出面では、介護・医療・児童関係費の大幅な増加に加え、これまで大量に発行してきた臨時財政対策債の償還が本格化していることによる公債費の増加が見込まれる。
3. 令和4年度当初予算案の概要
(1)新型コロナウイルス感染症対策
○ 医療提供体制「神奈川モデル」の維持
○ 県内経済の回復に向けた支援※ 詳細な事業内容については、国予算の状況を踏まえ検討
(2)公共・県単独土木事業費
○ 水防災戦略の着実な推進※ 全体の事業量については、国予算の状況を踏まえ検討
(3)介護・医療・児童関係費
○ 後期高齢者医療に係る負担金等が増加の見込み
(4)人件費
○ 人事委員会勧告を踏まえた給与改定を反映
|
|
|
|
|
|
|
<PR>