昨年第5波をもたらしたデルタ株からオミクロン株が主流になったといわれる中、全国の新型コロナウイルスの1日の感染者数は1月14日には2万人を突破した。茅ヶ崎市保健所管内(茅ヶ崎市、寒川町)でも再び感染者数が急増しており、市関係者もさらなる拡大に警戒感を強めている。
同管内の感染者数は昨年12月の累計は10人だったが、年明けの1月6日は5人、7日に4人とじわじわ増え始め、10日には27人、13日には47人、17日には73人と増加の一途をたどっている。年明けから17日までの感染者数は316人となった。
20代が約34%占める
直近1週間(1月11日から17日)の感染者数は280人。このうち、茅ヶ崎市が220人、寒川町が49人、管外(管内で検査を実施)が11人だった。年代別では10歳未満が18人、10代が38人、20代が最も多く94人で全体の約34%、30代と50代が26人、40代が23人、60代8人、70代が19人、80代が24人、90代以上が4人だった。主な感染経路は家庭内や管内などからの感染が大部分を占めており、96人は感染経路不明。
11日には市内同一医療施設でクラスターが発生、17日までに職員17人、患者43人の計60人の感染を確認。また、16日には新たにスポーツ団体で7人、16日から17日にかけては3店の飲食店で計36人の集団感染が発生している。12日には新型コロナに感染した児童が確認された市立小学校1クラスが学級閉鎖となった。
2020年3月からの新型コロナウイルス感染者数は、茅ヶ崎市内が3396人、寒川町内が623人、管外が214人で、合計4233人となっている。
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