23日から始まるギャラリー街路樹の展示に参加する陶芸作家 バンティング香さん 矢畑在住 49歳
陶芸に出合い開けた世界
○…茅ヶ崎を拠点に陶芸作家として活動する。4月23日(土)から中海岸のギャラリー街路樹で開催される「初夏の出会い-3人展-」には、アイス用の食器などを出品。「草木染や絵画作品との『コラボ』もあるので、楽しんでもらえたら」
○…生まれも育ちも茅ヶ崎。「母の家庭菜園を手伝ったり外で泥まみれになって遊んでいた」という一方で「物語を空想するのが大好きな子どもだった」と振り返る。大学の工芸デザインコースを卒業後、エレベーターの扉をデザインする仕事に就いた。そこで同僚の知人が開いていた教室に通うようになったことが、陶芸との出合いとなった。「粘土なので自由自在に表現できる。仕上がったらどうなるんだろう、と考えるのが楽しくて」夢中になった。
○…会社を退社後、「いろいろな国の人と話したい」と友人のいるイギリスへ。ろくろと小さな窯でコツコツ創作を続けていると「友人たちがすごくほめてくれた」。「さらに技術を高めたい」と陶芸学校に通うように。現地で知り合った夫と結婚後、帰国し2人の娘に恵まれた。
○…生み出す作品は多彩で、最近人気なのが爬虫類や小動物、魚が隠れるために水槽に設置するシェルター。「友人に言われて作ったのですが、私自身も動物が好きなので、手にした人が喜んでもらえるとうれしい」。現在は創作のかたわら矢畑で陶芸教室を開いており、幅広い年代の生徒たちが通う。「子どもには迷いがない。私自身もハッとするような作品ができることがある」。地域のイベントへの出店やワークショップなども精力的に行う。「窯を開けるまでどんな作品になるか分からない。何年やっていても飽きない」という陶芸の魅力を、これからも伝えていく。
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2022年6月17日号