第60回神奈川県高等学校総合体育大会が5月14日から22日にかけて三ツ沢公園陸上競技場で開催され、茅ヶ崎から4選手が6月17日(金)から栃木県で行われる関東高校陸上競技大会へ駒を進めた。
浜須賀中出身の畑和希さん(相洋1年)は昨年の県中学陸上選手権・女子800mで優勝した実力の持ち主で、今回は女子4×400mリレーに出場。インターハイで3大会連続優勝している相洋から、3走として1年生ながら出走した。チームは東海大相模と接戦の末、3分46秒40で2位に。畑さんは「1位との差を縮めたかったが、バックストレートで勝負できず悔しかった」と話した。
円蔵中出身の早川晴仁さん(相洋3年)は男子3000m障害を9分17秒17で走り抜き、3位で表彰台に。昨年9月のレースで骨折し今年1月まで走れていなかったが、今回目標にしていた9分28秒を大きくクリアした。「満足だが関東大会を見据えたらまだまだ足りない。ラストの競り上がっていくところが課題。最終的には9分1秒を出したい」と高みを目指していく。
松浪中出身の横山夕夏さん(東海大相模2年)は女子800mに出場し、3位に0秒62及ばず2分16秒60でゴール。僅差での4位という結果に、「ラスト200mで仕掛けられなかった。表彰台に登りたかった」と悔しさをにじませる。「関東では課題のラスト200mでしっかり腕を振って頑張りたい」と次を見据えていた。
茅ケ崎北陵高3年の渡邊直博さんは400mハードルで55・51秒を記録し6位に入賞した。
高校から陸上を始め、顧問の橘川有太教諭と日進月歩で練習に取り組んできた。橘川教諭は「去年の新人大会で好成績だったので楽しみにしていた」と話し、渡邊さんの強みである後半の伸びに期待を込める。
渡邊さんは現在、跳躍の安定化に向けて特訓中。来たる関東では、「他の選手たちに食らいつきたい」と意気込む。目標は自己ベストの55秒33の更新を目指す。
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