病気で頭髪に悩みを抱える子どもたちに医療用のウィッグを無償で提供する活動・ヘアドネーション(以下ヘアドネ)に、深谷麻里渚(まりな)さん(9・浜之郷在住)が挑戦し、このほど関係団体に髪を提供した。
麻里渚さんがヘアドネに取り組むようになったのは、母親の絵里さん(46)に勧められたことがきっかけ。医療用ウィッグとして髪を寄付するためには31cm以上の長さが必要と規定で決められており、2年以上髪を伸ばしてきた。「寝るときは髪が邪魔で、束ねて横向きで寝ていた」と振り返る。
麻里渚さんは12日に美容室を訪れ髪をカット。5つの束にまとめた後、医療用ウィッグを提供している特定非営利活動法人ジャパンヘアドネーション&チャリティー(大阪市)に送った。
麻里渚さんは「友達から髪がきれいだったのに残念と言われましたが、スッキリしました」と笑顔を見せた。母親の絵里さんは「身近に白血病にかかった人もいる。そういった人に行きわたり、役に立ってくれたら」と期待を寄せた。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
21日午後から交通規制4月19日 |
|
<PR>