特別養護老人ホーム・ゆるり(茅ヶ崎市今宿)では月に3回、レクリエーションの中にパラスポーツの一つであるボッチャを取り入れている。
2021年に開催された東京五輪を機に、「施設内だけではなく、地域とつながる活動」を目的に始まった。
同施設のボッチャは、1ラウンドにつき6、7人が2球ずつ転がし、それを6回程度を行い、チームの合計点数を競う。初めは月に1回程度だったが、取り組むうちに参加者が楽しそうに転がしていたり、転がせない人でも手製のスロープを使って転がせるため、次第に参加人数が増えるように。ルールも簡素化したことで取り組みやすくなり、参加者の意欲をかき立てている。
担当する作業療法士の太田慎治さんは「皆さんからは普段以上の笑顔が見られ、職員にとっても発見だった」と話す。参加者からは「初めて参加したが、またやってみたい」といった声が多く聞かれることから、「今度はフロアごとに対抗戦をするとか、市内の特養が集まって皆で実施できたら面白いと思う」と太田さん。ボッチャで元気の輪を広げたい考えだ。
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