8代目スマイル茅ヶ崎に選ばれた 櫻井 万希さん 浜之郷在住 29歳
グローバルに地元をPR
○…「茅ヶ崎の祭りが好きなんです」。大岡祭や浜降祭などの大きな祭りに限らず、小さい頃から市内で行われるイベントには積極的に参加してきた。「祭りで感じた茅ヶ崎の人々の温かい雰囲気や人柄をみんなに知ってもらいたい」と応募を決意。都内で日本語教師として勤務しながら再来年7月までの2年間、スマイル茅ヶ崎の1人として地元の魅力を発信していく。
○…埼玉県出身。小学1年のとき茅ヶ崎へ越してきた。幼い頃は大人しい性格だったが、家族に連れられて茅ヶ崎の数ある祭りに参加するうちに、積極的に人との会話を楽しむようになっていった。七里ガ浜高校在学中に、県内高校生による教育特使事業に参加。派遣された韓国の優秀な学生たちと接し、「すごい、負けられない」と対抗心に火が付いた。
○…東洋英和女学院大学に進学し、国際コミュニケーションを専攻。カナダへのショートステイや韓国への交換留学、国際交流を推進する団体へのインターンでは、一緒に学んだ海外の学生から日本語の構造や文化について尋ねられた際、答えに窮し、「日本のことを知っていたつもりで知らなかった」と痛感。大学を卒業すると、都内の貿易会社で事務員として勤める傍ら、日本語教育を学び、仕事との両立に奮闘。韓国留学を経て、現在の職に就いた。
○…両親と妹の4人家族。応募は友達や両親にまで秘密にしていて、選考終了当日に初めて打ち明けた。「落選すると思ってたから」とはにかむ。プライベートでは、SNSで韓国語を教える講座を定期的に投稿するなど、得意の韓国語や英語を活かした活動を展開する。「スマイル茅ヶ崎でも自分の経験や語学力を活かして、外国の人にも茅ヶ崎の魅力をもっと伝えたい」と意気込んだ。
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