寒川青年会議所の新理事長 古山 真一さん 一之宮在住 36歳
”元気”分かち合うJCへ
○…「時代に合わせて変化しなければならない。変わらざるを得ない部分もあります」。新理事長として、寒川青年会議所(=寒川JC)を取り巻く状況を厳しい口調で説明する。昨年度には理事長経験者が3人も卒業。会員数も減少するなど、変化の時期にある。そんな中、スローガンに掲げたのは「Big Bang」。これは、宇宙が誕生した時に起こったとされる現象。スローガンにも、未来に向けて新たなスタートを切るという意味が込められている。「そんなに大げさなものじゃないです。ただ、インパクトある単語だし」と照れながら説明する。
○…寒川JCに入会したのは2001年度。今回の就任については「上に立って引っ張るタイプじゃない。裏でサポートする方が合っています」と苦笑い。だが引継ぎで理事長バッジを受け取ると責任の重みを強く感じたという。「あまり気負い過ぎるのもよくないですよね」と自然体を意識しながらも、「仕事などで疲れていても、寒川JCに来れば元気になれる。そんなJCを目指して頑張りたい」と気を引き締めている。
○…寒川で生まれ育つ。奥さんと2人のお子さんと一緒に暮らしている。勤務先は(有)古山看板塗装。主に住宅塗装を受け持っており、「基本を守る」が仕事の信条だ。「一つ一つの手順をしっかりこなすようにしています。同じ塗料を使っていても、他の業者より(塗装が)長持ちするようにしたい」と話す様子からは真摯に仕事に取り組む、真面目な性格が窺える。
○…将来の夢について尋ねると、少し考えた後に、「子どもが大きくなって、寒川JCに入ってくれたら嬉しい」と答えた。実は自身も、父親に連れられて幼い頃からJCの活動に触れていたという。「息子も、イベントがあれば連れて行くようにしています。何か感じてくれればいいな」―。父親・自分・子ども、3世代でのJCを夢見て、理事長として舵取りを担っていく。
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