寒川柔友会の会長を務める三谷健さん(37歳)が、1月14日(金)から16日(日)まで韓国で開かれる「東アジアオープンサンボ選手権大会」の100kg超級に、日本代表として出場する。日の丸を背負っての国際大会は初。家族や柔友会スタッフ、そして教え子のため、三谷さんは全力で戦うことを誓った。
ロシア発祥の格闘技・サンボは、関節技や投げ技を決めてポイントを競う。柔道やレスリングに似た競技で、柔道と兼ねて取り組んでいる人も多い。三谷さんは学生時代から柔道に打ち込み、6年前の「全日本サンボ選手権大会」で、サンボに挑戦すると、初出場にして3位に輝く。そして昨年7月に開かれた同大会の100kg超級クラスで、再び3位に。この結果によって、東アジアへの切符を手にした。
全力を尽くす
柔友会には、寒川や茅ヶ崎の子どもが多く在籍し、三谷さんの指導を受けている。「ここまでこられたのは、子どもたちのおかげ。本当に感謝しています」と想いを語る三谷さん。会社員として働いているため時間的な制約もあり、近年は指導者として活動していた。また、2009年と2010年に膝の大きな手術を経験しており、「未だに自分の膝じゃないような、違和感があります」と話す。そんな中、大会へのモチベーションを高めてくれたのが、生徒たちの存在だ。一生懸命に練習している姿を見て、選手としての心を刺激されたという。
同選手権に向けて三谷さんは「最高の試合をしたい。全力を尽くします」と抱負を話すとともに、「国際大会の経験を通じて、子どもたちに何かを伝えたい」と意気込んでいた。
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