神奈川県議会議員選挙 飯田氏が4選
統一地方選挙が4月10日投開票で行われ、寒川町では12年ぶりとなる神奈川県議会議員選挙(定数1)が行われた。現職の飯田誠氏と、新人の小澤千明氏の一騎打ちとなった今回。8031票を獲得した飯田誠氏が4選を果たした。県議選の投票率は40・4%(前回投票率30・34%・県知事選のみ)。
10日午後9時、開票所となった寒川総合体育館には各陣営の支援者が駆けつけた。初回の開票速報が発表された10時、次の10時30分ともに同票。11時の発表で飯田氏と小澤氏に票差がつき、飯田氏の得票数が投票者総数の過半数を超えた。最終の得票数は飯田氏が8031票、小澤氏7048票、無効票は458票となった。
当選の知らせを聞き、飯田氏の事務所に集まった支援者に対し、飯田氏は「これから4年間、一生懸命に皆さんの力を頼みにしながら頑張ってまいります。町民、県民の福祉、防災、安全・安心な地域社会を作り、インフラ整備に力を注ぎたい」と抱負を述べた。
一方、世代交代を掲げた小澤氏だったが、983票差で涙を飲んだ。小澤氏は本紙取材に対し「世代交代を実現できず無念の一語に尽きますが、7000票の重さを真摯に受け止め、今後も地道に活動して参ります」と語った。
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