商・農コラボで町活性へ 6月12日(日) 初のすいせんカードマーケット
寒川商業協同組合が主催する『すいせんカードマーケット』が6月12日(日)、寒川駅前公園で初開催される。当日は同組合加盟店のほか地元農家もマーケットに出店し、朝採れ野菜などが販売される。
今年3月に発生した東日本大震災以降、商業界をはじめとした町経済は厳しい状況にあるという。そんななか、同組合では「商業と農業が一緒になって町を盛り上げていこう」というコンセプトのもと同イベントを企画。組合加盟店だけでなく、近隣の個人商店や農家に呼びかけを行い、今年初めて「すいせんカードマーケット」が開催されることになった。
マーケットでは、地元の商店約30店が出店し、物品や飲食物を販売する。また、地元農家から新鮮野菜などの農産物が直売されるほか、寒川町のB級グルメ「さむかわ棒コロ」も出店するという。
このほか、同組合が取り扱うポイントカード『すいせんカード』で抽選ができる企画などもある。時間は午前9時から午後2時まで、雨天決行。
寒河江市がキャンペーン
会場では、寒川町の姉妹都市である山形県寒河江市の「さくらんぼキャンペーンin寒川町」も同時開催される。寒河江市は震災による直接的な被害は少なかったものの、その後の自粛ムードで観光客が約40%減。放射能問題に伴う風評被害で、さくらんぼ狩りも激減しているという。
そこで、このキャンペーンを通して同市の現状を知ってもらい、観光客を誘致しようと「すいせんカードマーケット」に合わせて寒川町を来訪。同市の佐藤洋樹市長やミスさくらんぼがPRを行うと共に、さくらんぼの販売や同市の特産品などを販売する。
また、同市以外では初開催となる「さくらんぼの種吹きとばし大会in寒川町」も開催。大会はオープン、レディース、シニア、ジュニアA・B、キンダーの各部門に分かれて行われる。午前10時30分から、当日先着200人。各部門の優勝者には寒河江温泉への無料招待も用意されている。
同市情報観光課では「おいしい寒河江のさくらんぼと山形県民のソウルフードも持っていきます。ぜひ遊びにきてください」と話している。
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