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寒川版 公開:2011年7月8日 エリアトップへ

寒川ロータリークラブの新会長 三留 通男さん 岡田在住 61歳

公開:2011年7月8日

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復興のために進んで支援を

 ○…職業を通じて社会に奉仕するという目的のもと創設された国際的な社会奉仕団体、ロータリークラブ(以下RC)。会員31人を有する寒川RCの新会長に7月1日付で就任した。

 ○…来年で創立40周年という節目の年を迎える。今年度はその準備期間でもあり「委員会を立ち上げ、記念誌などの準備を進めていきます」と話す。また茅ヶ崎市、綾瀬市のRCと行う6クラブ合同のインターミーティングの幹事クラブでもあり、取りまとめも重要な仕事だ。その他、今年度の大きな動きとして被災地の支援が挙げられる。「これまで寒川RCは地元への社会貢献のほか、後進国の支援にも目を向けてきました。しかし、これからは復興に向けて国内の支援が主となるでしょう」と真剣な表情で語る。

 ○…震災後、津波の被害にあった宮城県・南三陸町の町長に会って話を聞く機会があった。「想像を絶する光景だった」。当時のショックをそう語る。寒川に戻り「まず出来ることからやろう」と、4月には会員全員から集まった135万を日本赤十字社に寄付。今後は、姉妹クラブである台湾の台北士林RCと、被災地の佐沼RC(宮城県)と合同で、南三陸商工会の支援を行っていくという。

 ○…生粋の寒川生まれ、寒川育ち。高校卒業後、一度は働きに出たが「自分の家を自分で作りたい」と大工の道へ進んだ。もともと、物を作るのが好きな性格だったという。昭和52年に念願のマイホームを建築。今は取り壊してしまったが、木造住宅で「建ったときは、やっぱり嬉しかったですよ」と当時を振り返る。大工として一人立ちし、約30年前に三留建設株式会社を設立。代表取締役を務める。趣味はゴルフで、RCの仲間ともよくラウンドに行くという。腕前はというと、冗談交じりの口調で「90前後って書いておいて」。会長としての真面目な表情から一転、快活な笑顔がこぼれた。
 

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