寒川町議会第3回定例会 「選択と集中」で事業展開 木村町長が所信表明
寒川町議会第3回定例会が10月21日(金)までの会期で行われている。今議会では木村俊雄新町長の所信表明演説が行われたほか、報告1件、議案19件、陳情5件について審議されている。
木村町長は初の議会に臨むにあたり、議会初日の9月26日に所信表明演説を行った。
この中で木村町長は「これまで町に奉職した38年間の行政経験を活かし、人々の心が通い合う『あったかい町』を町民の皆様とともに築くことが私の夢であり、そのことに全力を傾注する覚悟」と決意を語った。また、町政運営については「財政状況を踏まえながら事業を着実に推進していくためには、事業の『選択と集中』を図ることが必要」と述べ、教育や地域の絆づくりなど7つの主要施策を掲げた。
一般会計に補正2億
一般会計は、歳入歳出にそれぞれ2億3091万8000円を追加補正し、総額151億2112万3000円とする。
歳入については、繰越金が確定したため3億4762万8000円を計上。これに伴い、町債から1億1300万円を減額した。
歳出では、財政調整基金積立金で1億7000万円を計上。新たな事業としては、防災対策事業費に313万6000円を充てた。これは、防災無線の放送内容が聞き取りにくいことから、電話自動応答システムを導入するもの。現在、町のホームページでは内容を掲載しているが、インターネットを使えない環境にいる町民のため、専用の電話番号を設け、放送内容を確認できるようにするという。
また木村町長の意向により、当初の予定から、道路維持補修事業費3800万円が追加されている。
本日10月7日(金)は一般質問の2日目で、3人が登壇する予定。今後は、10月12日(水)から18日(火)までの決算特別委員会で、平成22年度の一般会計および特別会計の決算について審議される。最終日は21日(金)で、議案についての採決が行われる。
傍聴は誰でも可能。問合せは寒川町議会事務局【電話】0467(74)1111
※起稿10月4日
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