駅北口がバリアフリーに エレベーター・エスカレーター 3月17日に運転開始予定
JR相模線の寒川駅北口エレベーター・エスカレーター工事が完了し、2月29日に引き渡しが行われた。現在はエレベーター・エスカレーター付近の道路舗装工事を行っており、3月17日から運転が開始される予定だ。
寒川駅のバリアフリー化は2006年3月、南口にエレベーターおよびエスカレーターが設置されたことに始まっている。町道路課によれば、当時は町民から「同時に北口にもエレベーターなどを設置してほしい」という意見が出ていたものの、用地の確保ができなかったことから先送りになっていたという。
しかし、寒川町が進める寒川駅北口地区土地区画整理事業に伴い、用地取得なども完了。昨年4月にはタクシーやバスなどのロータリーを含む駅前広場が完成し、2011年度は続いて駅北口のエレベーター・エスカレーター設置事業に着手した。工事は昨年6月から今年2月末にかけて行われ、総工費(設置費用)は9926万2800円となっている。
南口と同じ仕様に
北口に設置されたエレベーター・エスカレーターは南口と同じ仕様で、エレベーターについては出入口が二方向にある貫通型の11人乗り。エスカレーターは上り専用で、利用者が近づくと動き出す感知式が導入された。
現在は運転開始に向けて、周辺の歩道にタイルを敷く工事が行われている。開始日は3月17日を予定しており、これによって南北を結ぶ駅連絡通路のバリアフリー化が完了することとなる。
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