神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2012年3月23日 エリアトップへ

東中PTA広報が優秀賞 新聞コンクール 防災特集などが評価

公開:2012年3月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
優秀賞を受賞したPTA広報委員会。左から古屋委員長、広報クリニックで指導を行った武勝美さん、石橋副委員長
優秀賞を受賞したPTA広報委員会。左から古屋委員長、広報クリニックで指導を行った武勝美さん、石橋副委員長

 「第61回全国小・中学校・PTA新聞コンクール」(主催/毎日新聞社・毎日小学生新聞・全国新聞教育研究協議会)が行われ、PTA広報の部(応募作品1749点)で寒川東中学校のPTA広報『ひがし』が優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞を受賞した。

 『ひがし』は8ページ仕立てで、年5回530部を発行している。編集から印刷、製本も全て手作業だ。3年前、今の形態にリニューアルし、同コンクールで佳作も受賞しているが、優秀賞は初めてのこと。「私たちの作る広報に上位入賞できる力があったのかと驚きました。今の『ひがし』の形を作ってくださった過去の委員長たちのおかげだと思います」と話すのは寒川東中学校PTA広報委員会の古屋直子委員長。副委員長の石橋めぐみさん、毛利はるみさんら13人のメンバーとともに、委員会OB・OGであるアドバイザーの力も借りながら『ひがし』を作成してきた。

 昨年4月、委員会発足後に話し合ったのが「今年度何をやるのか」。その頃はまだ東日本大震災の混乱が続いている最中で、年間を通して防災を特集することに決めたという。

 広報では災害時の学校の対応を取材したほか、委員会としては初の試みとなる校外への取材を実施。町の防災安全課に話を聞いたり、地域の自主防災訓練にも参加し、そこでの体験や自治会長らに聞いた話を記事にした。また12月号では「災害時、中学生にできることは何か」というテーマを設け、生徒にアンケートを実施。「お年寄りや小さい子どもを避難所まで誘導する」といった声も出て、それぞれに何が出来るのか考えてもらうきっかけとなった。そこには「助けられる人から助ける人になってほしい」という保護者の願いも込められている。

 コンクールでは、こうした防災特集のほか、年5回という発行数、タイムリーな話題提供が評価された。審査員の古川博さんは講評で「毎号、その時に最も必要かつきちんとした取材で編集されていて感心させられる」と述べている。「町や自治会などに話を聞いたことで、みんなで作れた新聞になったと思います。楽しみながら作れました」と古屋委員長は話していた。
 

東中のPTA広報。年に5回発行している
東中のPTA広報。年に5回発行している

寒川版のトップニュース最新6

観光ガイドクラブ発足

観光ガイドクラブ発足

2団体が合併し地域振興

4月12日

ゼロカーボンへ協定

寒川町

ゼロカーボンへ協定

茅ヶ崎市、東京ガスと締結

4月12日

レール脇に案内図設置

西寒川支線廃線跡

レール脇に案内図設置

「貴重な遺産」周知図る

3月29日

パリパラ代表に決定

パラ水泳選手田中映伍さん

パリパラ代表に決定

選考会で派遣基準クリア

3月29日

「町最大級」のドッグランが登場

「町最大級」のドッグランが登場

4月21日に「いぬまつり」

3月15日

言葉贈りブランド醸成

寒川町

言葉贈りブランド醸成

「『高座』のこころ。」カードに

3月15日

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook