5月12日に総合体育館で体験会を行うジュニア・リーダーズクラブの会長を務める 阿曽(あそ)勇志(たけし)さん 大曲在住 15歳
「やりたいことは積極的に」
○…青少年リーダーの育成を目的に、子どもまつりや体験学習キャンプなど、小学生の活動の場で先輩として手伝いなどを行うボランティアグループ「ジュニア・リーダーズクラブ」。小学生の時に参加した体験学習キャンプで、サポートとして活動していた先輩たちを見て「格好良い」と感じた。兄が昔クラブに入っていたこともあり「やってみたい」と中学1年で入会したという。
○…その後、先輩に学びながら活動してきたが高校進学と共に「やりたいと思ったことは、もっと積極的にやってみよう」と会長に立候補した。本年度の活動は、12日に行われる体験会から本格的にスタートする。「ゲームやレクリエーションなど、皆で意見を出し合って楽しいものに決めています。自分たちが楽しめないと、子どもたちも楽しくないと思うので」と話す。
○…南小、寒川東中を卒業。昔から自動車が好きで「整備士になりたい」と平塚工科高等学校に入学した。片道40分の道のりを、毎日自転車で通っているそうだ。中学は陸上部だったが、高校では『社会部』に入部。ソーラーカーやエコカーなど環境を考えたマシンを研究、製作する工業系ならではの部活だ。将来を見据えての一歩でもある。ちなみに一番好きな車はマツダのRX―7。「形もなめらかで、どんなパーツをつけても似合わないものはない」。生き生きとした表情で話す。車のことを語らせれば、話題は尽きない。
○…男4人兄弟の三男。血液型はA型。「でも結構、大雑把」と自己分析するが、凝り出すと細かい性格のようだ。高校生活に慣れてきたら「アルバイトもしてみたい」と話す。高校に入学して1ヵ月。授業も部活も本格的に始まり、忙しくも充実した日々が始まるが「クラブの会長になったからには、責任をもって高校と両立してやっていきたい」とキッパリ。明確なヴィジョンを持って進む、頼もしいリーダーだ。
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