BMX世界選手権で2連覇 旭が丘中1年 畠山紗英さん
イギリスのバーミンガムで先頃行われた「BMX(バイシクルモトクロス)世界選手権」に旭が丘中1年の畠山紗英さん(13)=小谷在住=が出場し、チャレンジクラス13歳ガールズ部門で優勝した。同大会でのタイトル獲得は2年連続、3度目となる。
同大会のチャレンジクラスはアマチュアを対象としたもので、5歳から年齢別に部門が設定されている。畠山さんは10歳、12歳と同大会に出場し優勝。今回も全日本BMX連盟が定める日本でのレースでポイントを重ねたほか、全日本BMX選手権大会で優勝し、世界へ駒を進めたという。
BMXのレースでは、小径ホイールの競技用自転車でジャンプ台やコーナーなどがあるコースを走りタイムを競う。「コースが小さくてびっくりしました」と会場の印象を話す畠山さん。日本では大きなコースを想定してジャンプの練習などをしていたぶん、道幅の狭さとコブなどの障害物の小ささに苦心したそうだ。しかし世界から38人がエントリーするなか予選を順当に突破。準決勝ではトップだった選手がコースアウトのため失格となり「運も味方についた」と母親の紀子さんは話す。迎えた決勝では、スタートと同時にトップへ。途中バランスを崩したものの、後続の選手をコーナーで巧みにかわし、首位を守りきった。「嬉しかった」とレースを振り返り笑顔で話す。BMXの魅力は「スタートの緊張感と優勝した時の嬉しさ」だそうだ。
将来はプロ入りをめざしており「オリンピックに出たい」と畠山さん。8年後の五輪を見据えている。
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桜色に染まる週末4月12日 |
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