寒川版 掲載号:2012年7月20日号
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福島の子どもを湘南に 実行委員会立ち上げ8月に招待

福島愛育園との交流を重ねてきたメンバーら(写真はクリスマス会)
福島愛育園との交流を重ねてきたメンバーら(写真はクリスマス会)

 いまだ放射線量が高く十分に外遊びができない福島県の子どもたちに気兼ねなく外で過ごしてもらおうと「福島の子どもたちを湘南に呼ぼう!」実行委員会(今井静二代表)が交流会を企画。児童養護施設「福島愛育園」(福島市)の子どもたちを8月20日(月)から24日(金)まで湘南に招待することが決まった。

 今井代表ら有志メンバーと福島愛育園との交流が始まったのは1年前の秋のことだ。

 昨年の東日本大震災後、被災地の支援を行おうと夏から南相馬市の避難所や飯舘村を訪れ、木工教室や音楽コンサートなどを開催したメンバーら。今井代表によると、その時に南相馬市の市長と話す機会があり、福島県に児童養護施設が多いことを聞いたという。

 そこで、福島県内の施設の中でも私立の福島愛育園に積極的な支援を行っていこうと、秋から月1回ペースで交流を重ねた。同園を訪ねるうち、放射線量が高く十分な外遊びができない現状も分かり「放射能の心配がない場所で遊んでほしい」と湘南に招待することを計画。藤沢市の有志なども交え、実行委員会を立ち上げて企画を練ってきた。実行委員会のメンバーによる寄付金や活動支援者による募金によって、同園の子どもたちやスタッフ約110人を招待できる資金的な目途も立ち、日程も夏休みを利用した8月20日から24日に決定。現在は当日に向けて準備に追われている状況だ。

地元との交流も

 「夏なので熱いけど、外の風にあたって子どもたちには思いっきり遊んでほしい」と今井代表。初日の20日は寒川町まで送迎し、午後3時頃から町民センターで歓迎会と夕食会を開催。2日目からは藤沢市の海岸での地引網や観光、愛川町の「県立愛川ふれあいの村」でキャンプを体験してもらおうと企画している。初日の歓迎会では寒川の子どもたちとも交流をしてもらおうと、イベントを考えているほか、一般の子どもの参加を募集している。

 今井代表は「今後も支援を続け、寒川のおじさん・おばさんとして訪ねてもらえるような存在になっていきたい。子どもたちの将来につながる活動になれば」と話していた。

 募金箱は寒川町役場受付など15カ所に設置中。活動支援に関する問い合わせ、歓迎会への参加申込みは今井代表(フリーハンド・イマイ内)【電話】0467・75・8719へ。
 

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