2013年度当初予算 3カ月前倒しで編成 10月に初の町民説明会も
無駄を省いた予算編成をめざし、寒川町はこのほど2013年度の当初予算について、例年より3カ月前倒しで着手することを発表した。現在、各課で事業の検討が行われており、10月には概算要求の結果を一般に公表する初の町民説明会が行われる予定だ。
次年度の予算編成は、例年10月中旬からスタートする。およそ1カ月間で、各課が次年度の事業計画とその必要経費を試算し、予算の要求を行うが、時間が短く前年度踏襲型の予算になりがちだったという。ここ数年は、こうした状況と合わせて町の財源不足により予算が減額になる事業もあり、影響を受ける関係者や団体へ説明する時間も不十分だった。そこで、今回は例年よりスケジュールを早め、7月から編成作業を開始している。
新手法では、町総合計画『さむかわ2020プラン』後期基本計画の中で決められた基礎事業費内で、各課が内容の見直しを実施。これを踏まえ、事業を行うための大まかな費用を試算し、予算編成の取りまとめを行う企画政策部に要求。同部によるヒアリングが行われた後、本格的な予算編成を行う前に、この概算要求結果を町民に公表、説明会を開催するという。
説明会の日程は今後、広報紙などで告知される予定で、企画政策部財政担当は「スケジュールを早めることで、創意工夫を凝らすことができるのでは」と期待を寄せている。
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