寒川版 掲載号:2012年12月14日号
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感染性胃腸炎 茅ヶ崎管内で流行警報 過去10年で患者数2番目

 県は今月6日、ノロウイルスなどを原因とする感染性胃腸炎の流行が広がっているとして警報を発令した。これは昨年より1カ月弱早い発令で、過去10年間で2番目の患者数の多さ。茅ヶ崎保健福祉事務所管轄内(茅ヶ崎市、寒川町)でも同様の流行が見られ、同管轄内でこのほど流行警報が発令された。

 同事務所管轄内の感染性胃腸炎の流行状況は茅ヶ崎市、寒川町の7カ所の小児科医療機関から毎週患者数の報告を受けたものをデータ化し、1小児科医療機関の報告者数が20人を超えると警報レベルとなる。

 11月26日から12月2日までの1週間の統計では、1小児科医療機関当たりの報告数は27・57人となっている。これは前週の8・43人の3倍以上、1カ月前と比べると約8倍の増加。この数値は2003年以降の同時期では2006年に次いで2番目に多い報告数で、全国、神奈川県それぞれの統計とも同じ傾向が見られる。

手洗いで予防を

 同事務所保健予防課によると「特に乳幼児に症例が多く見られます。11月中旬以降に患者数が増えていて、例年よりも流行が早い」という。主な感染経路は感染者の嘔吐物などを処理する際に手指にノロウイルスが付き、手指を介して口からの感染や、乾燥して浮遊したノロウイルスを吸い込む場合、食中毒によるケースなどがあるが、今年流行が広がった原因については特定が難しいという。また「例年12月中が流行のピークとなるので引き続き注意が必要」と呼びかけている。

 予防に効果的なのは「こまめな手洗いを習慣づけることが大切」と同事務所保健予防課。またノロウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウムを使用することや、感染者の嘔吐物や便を処理する際には使い捨て手袋やマスクを着用し直接触れないこと、二枚貝を調理する時は十分な加熱が必要だという。

 予防法などについては同事務所保健予防課【電話】0467・85・1171。
 

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